くじら山へ。

正式名称がほんとうにそうなのかわかりませんが、
4歳のdrop家娘の案内で、自宅よりすこし少し北のほうにある「くじらやま」へ。
こんもりとくじらのかたちをした小さな山に、
保育園で時々お散歩に来ているそうな。

今年は雪が少ないですが、冷え込みは厳しい。
わざわざ小さい山へお散歩に出かけたこの日曜も、
後で知ったのですが、なんと夜はマイナス10度まで気温が下がっていた模様。
どおりで手の先がしびれるくらい寒かったはずです。
なのに我が子は、タイツにスカート、軽めのダウンにニット帽という、
この寒さにあるまじき軽装で出かけるものだから
風邪を引くのではないかとこちらがヒヤヒヤしましたが、
さすが生まれも育ちもエゾの子・道産子。
「すっごく寒かったねー」とは言いながらも、率先して急斜面を登り、
雪をかき分けさくさくと道なき道をゆく姿に、
我が子ながらちょっと感心しました。
この妙に頼れる感じ、前を進むときの迷いない感じ。
旅人向きかもしれません、この小さい人は。

雪原にそのまま生えたままのすすきや、
葉が落ちて樹そのもののかたちがくっきりと際立つポプラ並木、
なだらかに林のようになったくじら山に続く道、
どれもこれも身近にあるのに旅をしているような気分になる好きな景色でしたが、
やっぱり印象は「寒すぎる」が勝ってました。。
みなさまも、寒い寒い日が続きますが、どうか風邪などひかれませんよう。