東欧のフォークロア「ガラスとタイル」

2016.06.26

item (7)
▲コンポートボトル/ハンガリー(20世紀初頭)

item (12)
▲タイル/ルーマニア・カロタセグ地方(20世紀初頭)

■アイテム写真2点Picnika・津留慎太郎さんの撮影

東欧のフォークロア、近づいて来ましたー。
そろそろPicnika店主・津留さんが先日買い付けてこられたものものも、
こちらエゾへと届きます。ああ、わくわく。
今日は、その中のガラスとタイルをご紹介させて頂きます。

東欧であまりガラスのイメージはないかもしれませんが、
dropが一押ししたいもののひとつに、ハンガリーのガラスものがあります。
以前私たちがPicnikaさんの店頭で一目惚れして購入したコンポートボトルも、
独特のかたちをしていて、硝子の中にはぽつぽつとした気泡。
おそらく手吹きなのでしょうね。
キャラフェとして使ったり、お花を差したり、いろんな使い方をしていますが、
なんとも色気のあるガラスで大のお気に入り。
手仕事と工業品の間で生まれたような風情がたまりません。

そして、緑色の釉薬がかかった正方形のタイル。
これはルーマニアのペチカに貼られていたタイルだそうですよ。綺麗な緑色!
しかも、ペチカと聞いてあっと思われる方もいらっしゃるでしょうか。
そう、M&Wにもペチカ(暖炉)があるので、なんとなくシンパシーを感じます。
遠いルーマニアと札幌が、ペチカで繋がるような。
遠くから来た綺麗な「しかくの絵」を眺める気持ちで壁にかけても良さそうですし、
フラットなプレートとしてレアチーズケーキなんて乗っけても美味しく食べられそうです。

質感が素材が違っても、Picnikaさんというフィルターを通して集められたものもの、やはり現地の風景や物語を感じさせてくれてぐっと来ます。
あーあー、もうすぐはじまります。到着もとっても楽しみ。
次はすばらしい刺繍の手仕事の布のもの、土ものの器もご紹介致しますね。