magazineのスタートと販売受付終了のおしらせ

2018.12.09

ゆうべからの雪で、すっかり白いトーヤです。

さて、drop aroundのつくる・はたらくオンラインストアでの恒例cogu no moriの2018-2019winterの販売は両日ともに受付を終了いたしました。
たくさんのご注文ありがとうございました。
ご注文頂いたお客さま、お問い合わせ下さった全員のかたに返信させて頂きました。

drop aroundのつくる・はたらく オンラインストアでの販売ご注文は決済完了を受付・発送条件とさせて頂いております。未入金によるキャンセルが出た場合と、誤って上限本数を超えた重複注文があった場合に、キャンセルぶんの再販を検討しております。
惜しくも、今年も手に出来なかった、、、というお客さまは、
オンラインストアからのお知らせをお待ちください。どうぞよろしくお願い致します。

、、、という週末でした。
注文から完売までが数秒、数分でも、そのご注文とお問い合わせ返信には4.5時間かかります。
朝活後に、お出かけ出来るように!と朝8時からの販売でしたが、その後の返信をお待ち頂きありがとうございました。

運営者のワタクシも、何時間もPCにかぶりつきだったので、さすがにへとへとです。。
夜は家族にドン引きされながら、ひとりサカナクションライブDVDフェス(プロジェクターとヘッドフォン総動員)で疲れを癒そうと思います笑!!

そして、受付の準備とあわせて、drop aroundは、あたらしい試みとして、このwebsite内で「Magazine」というページをスタートしました。
名前の通りにウェブ上で読める雑誌、ウェブマガジンです。
デザインという職業をもつ以前に、drop aroundにとって「伝達は喜び」です。
わたしたちdrop aroundが活動のうえでテーマにあげている「つくる・はたらく」を真ん中に、遠くに近くにるおもしろいはたらきかたのひと、すばらしい作り手を追っかけたり巻き込みながら、こつこつmagazineも充実させて参りたいと思いますので、長くおつきあい頂けましたら幸いです。

その特集記事 第1弾(つくる、を見にいく 1)が
「小さな樹がうまれる場所 coguさんのミニツリーcogu no mori」です。
オンラインストア販売前には、居てもたってもいられずゆっくり読めないよ!というかたも居られるかと思い、後からのおしらせになりましたが、改めてどんな風にcogu no moriはつくられているか、その手仕事の丁寧さ、おふたり二人三脚のはたらきかたまでも、知って頂きたいなと思います。

cogu no moriを今年も手にすることができなかった、、、
遠方で個展にも足を運べる距離でないのに、歯がゆく残念だ、、というお声も聞きました。
そもそもわたしどもが通販をはじめたのは、ご縁あってdrop aroundでcogu no moriを包む箱をつくらせて頂くことになり、紙コップで運搬、から、飾りながら愛でる、ギフトとして誰かに贈る、が可能になったので、遠くでcoguさんのものづくりに憧れている方、cogu no moriのお取扱店に行くことが物理的にできない方へ向けて、小さく美しいツリーの「首をロック」したままお届け出来るか、箱の製造者として責任をかけてチャレンジ・実証することを目的にはじめたことです(販売目的、ちょっと変わっていますね)。

争奪戦を激化させるつもりはなく、まして高額転売するような悪いひとが出るとは夢にも思いませんでしたが、ボタンひとつで買えるようにする、ということには、作り手の意図、使い手へと届けようと努力する気持ちと関係なく、そういう悪意や欲も生み出してしまうのだな、と感じました。

dropのサイトで通販でお買い物をしてくださる方たちは、すごくいいお客さまたちで、今までも長く買い支えて来て頂きました。遠くからわざわざ高い送料をかけてや配達の時間を待って、ここで買いたいと選んで買ってくださるかたがほとんどです。お名前からご住所までをこちらに預け、お買いものしてくださる方に、高額転売するようなひとはいないと信じたいですし、信じております。
が、その顔や素性のみえるかたたちの存在とは別に、現実問題、どこかで手にした作品や製品を人気だからと高額転売する心ないひとが世の中に居るのも事実です。小さい力なりに、またcogu no moriに限らず、手仕事の作家さんの作品を高額転売するようなろくでもない人(と言っちゃいますよ、むかつきすぎますから)が一人でも減るよう、私たちなりに働きかけていきたいと思っております。
ご気分を悪くさせてしまうかもしれずとも、お買い物をしてくれた方へ「大事な作品、製品をどうか転売しないでください」とお願いすることももちろん大事だと思っておりますが、まずはどれほどの時間や手間をかけて、その作品や製品は生まれているのかをきちんと伝えて知ってもらうことも大事ではないか、と私たちdrop aroundは考えております。
図らずも、その表明のようなタイミングでの記事のアップになりました。

cogu no moriを美しいツリーとして憧れていらっしゃるみなさん、
これからぜひ手に入れたいと思っているかたにこそ、是非読んで頂けたらと願っています。


「小さな樹がうまれる場所 coguさんのミニツリーcogu no mori」