はじまりの日。

2019.06.08

遅ればせながら、本日6月8日(土)より、はじまりました。
「はたらく服、布の道具 2019」at 倉敷意匠アチブランチ展示室。

初日の今日は、開店から閉店まで1日在店し、とても楽しく嬉しい時間を過ごさせて頂きました。
前回、前々回の展示会に足を運んでくださったお客さま、
オンラインストアで何度もdropの服をリピートしてくださっているお客さま、
ご近所の人も、ご旅行中の人も、皆々さま、お立ち寄り頂き本当にありがとうございました!
皆さんのご試着姿を見るのがうんと好きで、ついニヤニヤ、ウットリ。
試着されているお姿を拝見させていただきながら、着方やお手入れ方法をお伝えしたりするのですが、
とってもお似合いのお姿を見たり、こんなシーンでこんな風に着るのが便利ですよね〜と言う話をする時間は、作り手として1番嬉しい時というか、つくった甲斐があるといいますか、服に込めた意図や思いや機能なんかが作った服を通して伝わっていくのがわかると言うか、とにかく幸せな瞬間に居合わせられて、控えめに言って最高だなーと思います。
今日もそんな瞬間がたくさんありました。ありがとうございました。

物を選ぶ側の自分は、実はグイグイ接客されるのは苦手なほうです。
知りたいことは、積極的に作り手に聞きたいけれど、売り手の「買ってほしい」と言う感情だけが伝わってくると、後ろのほうに一歩下がってしまうようなタイプです。
ですから、誰かに自分の作った服を見ていただく際にも、良いと思って作っている服でも、
むやみに推したくない、フェアな立場でお勧めしたい、と言う意識がはたらき、作っているものに自信があっても、その良さをどうお伝えするのが正解なのか、迷う時もあります。

でも、作り手だからお伝えできること、自分自身がこういうデザインや機能が欲しくてこれを作った、と言う根拠や気分、デイリーに着ている頻度の高いユーザーでもあるからこそ実感として言える着方、扱いの楽さなどを、
ごく個人的な意見としてお伝えするようになったら、俄然接客は楽しいものなりました。
作ったものを通したコミュニケーションとして楽しむようになって来たのかもしれません。
と言いつつ、はじまりの時はやっぱりオドオドしていると思いますが、、、。
それもこれも、受け手のお客さまが来てくださるおかげです。
何度でも言っちゃいますが、ありがとうございます。

そして会場のアチブランチは、社長のタナベさんはじめスタッフの皆さんもそれぞれに素敵であたたかな方ばかり。この後の会期中は、ぜひアチブランチスタッフの方たちにもお気軽にお尋ねくださいね。

展示会3度目にして、ようやく記念撮影することが出来ました。
(4枚目の謎のポーズは、令和ポーズとのことでみんなで合わせましたが、どう令和だったのだろう、、)

はたらく服、布の道具 2019は、この後6月30日までのロングラン開催です。
1点ものシリーズのエプロンや小物類の追加納品も予定しております。
お近くの方も、そうでない方も、ぜひ倉敷意匠アチブランチ展示室へお越しくださいね。
引き続き、ご来店心よりお待ち申し上げております!