横長領収書01のこと

2015.01.22


dropが自分たちの作ったものの中で1番お問い合わせを頂くオリジナルプロダクトが、この横長領収書 01 (日本語)です。世の中に、ものづくりをされている方はたくさんおられますが、領収書を作っている人たち。として知られたり検索されるデザイナーというのは、一風、いや結構変わっているかもしれませんね。
が、「紙の道具」としてリリースした2009年からこつこつ売り続けて6年目を迎えますが、地味な地味な浸透力とユーザーの方達のリピートによって、なんだか6年目の今が一番売れに売れているような気がします(当社比)。ありがたいことです。ほんとうに作ってよかったです。マニアック商品にも関わらず、製造し続けてくださっている工場さんと製造元の倉敷意匠さんにも感謝です。

そもそもこの領収書などの会計伝票シリーズは自分たちが欲しくて、文房具屋でひとつも欲しいものが売っていなくて、困って、でもやっぱり欲しくて作ったもの。そういうニッチなニーズから生まれたものが、延々売れ続けるという事実が嬉しいです。地味なものづくりでも、ちゃんとたどり着いて使い続けてくださる方が多くいるというのは、つくり手にとってこんなに幸せなことはなく、狭いほうがうんと広がるんだな、と思ったり。すきま産業、万歳!

dropのオンラインストアでご購入くださっている方や、お顔の見える取扱店さんのお客様達のことしか我らは窺い知れませんが、たまたま巡り会って、一度使ったら次も、そして使い切ったらまた次も、と浮気せずにずーーと使い続けてくださる方が多いように思います。使ってくださる人たちの道具として働き続けられたら本望です。dropの横長領収書を選んで使ってくださっている人達が、今後もがんがん領収書をきりまくれますように。儲かって儲かって、領収書、足りん!という状況になってくださることをいつも祈っております。むんむん、願掛けしつつお届けしてます(気配がうっとおしかったらすいません)。といいつつ、この1週間、完売状態が続いております。ごめんなさい。週末には工場からどっさり、横長領収書もヤマト運輸さんが嫌がるくらいの量届きますので、ご入用のみなさん、お待たせしまして恐縮ですが、これからもどうかご贔屓に。
末永く、お使い頂けたら幸いです。