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韓国で食べたごはんの場面はどれも、お腹パンパンになるまで食べて、くだらないことに大笑いしてばっかりだった。古美術満載の寺や仏像や洞穴や、古墳はぼんやり程度にしか思い出せないのに、すいかが不思議な形だったことや、よくわからずに注文した辛い料理に梨が入っていてびっくりしたこと。そんなことばかりを、鮮明に思い出す。
そして、この旅の大事な思い出で忘れられないのが、人の優しさが印象的だったこと。テレビで聴くハングルは語調がきつく感じるので、国民性として厳しかったりするのかなあと勝手に思っていたけれど、街で会う人はみんな優しくてあたたかった。担当のバスガイドさんもユーモアたっぷり、日本語が流暢な努力家の美人だったし、夜中にホテルを抜け出して行った屋台では、知らないカップルが、メニューを英語で教えてくれたり、ラーメンをおごってくれたりしたので驚いた。太っ腹なだけでなく、気遣いに心がこもっていて、すごくうれしくなった。屋台のおじさんも一生懸命おすすめのメニューを教えてくれたりして、あれは本当に楽しい楽しい夜だった。(ごちそうさまでした!)
そして、韓国のひとの優しさを痛感したもうひとつのできごと。 大アホな私は、最後の滞在地のソウルのホテルのクローゼットにケータイを落として来てしまい、帰国後途方にくれていた。けれど後日、例の美人バスガイドさんが日本に来る際に一緒に持ってきてくれたので本当に助かったのだった。ワールドワイドな迷惑をかけたにもかかわらず、ガイドさんは、ホテルを経由してわざわざケータイを取りにいってくれて、仕事で日本に来てからも自分の時間をけずって、わざわざ届けてくれたのだと思う。先生が受け取ってくれたので、直接お礼を言えなかったことがとても悔やまれた。ことごとく、韓国のひとたちに、楽しませてもらい、助けられた。もう1度行くときには、何かの形で返せたら、と思うくらい。
おかげで、だいぶ時間がたったいまでも、この時の旅では笑っていたこと、感謝ばかりだったことを覚えてる。



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