子連れオオカミ倉敷編。

2018.06.29

東京・カモシカに続き、子連れオオカミ倉敷編。
ちょうど展示会「はたらく服、布の道具」展の初日を迎える6月30日が娘の誕生日で、
誕生日を一緒に祝ってやれないのが嫌で(母さんが)、出張に同行を提案。
行く行く〜と安請合いする娘。
そのため地元でもなんでもないここ倉敷にて7歳になります。おめでとう、娘よ。

彼女は生後5カ月くらいの頃から、自営の親(drop around両名)に連れまわされており、
真っ暗な中のキャンプだの、丸一日かけて辿りつく最果ての離島への船旅だの、幼少より数々の旅をこなしているため、枕が変わって寝られない的なことが皆無なので旅の多い人生の父さん母さんは大変助かっておりますよ。

今回のアチブランチ展示会DMでは、3年ぶりに撮影モデルもつとめてもらいました。
キッズサイズのウェアは、自分たちはたらく大人だけではなく、遊び盛りの子ども、、主に自分ちの娘中心に近所の子どもたちも着られて、破いたりほつれたりしたら、おばちゃんが直してあげるかんね、、というような、ローカルかつ今の自分たちの日常に近しいひとたちの顔を思い浮かべて、試験的につくったかたちを、倉敷にも持って来てみました。

機能的で、シンプル&グラフィカルな、道具的な服が好きです。こども服も同様です。
が、とりわけ120センチから150センチくらいの、ベビーでも大人のSサイズほどでもないジュニアサイズって「ちょうど良い」が、本当に難しい。サイズアウトも早いし、選ぶサイズやタイミングも難しく、どこいっても見当たらずぴんと来ず。
ならば、つくってみようか。
もっと娘が小さい頃は色々つくっていたはずなのに、ここのところは大人服をつくるのに忙しかった(頭から煙だしてつくっていた母さんを許してくださーい)。
おかげで大人の衣の自給率はぐっと上がったので、娘の衣の自給率も再びあげていきたいね、という気持ちで、静かにミシンの前に座り、つくることにしましたよ。

この2年は、縫製屋さんの職人さんたちの美しい縫仕事にお任せすることが多かったですが、もう一度スタートラインにたち戻り、拙いながらも一枚一枚を全て縫い届けるアイテムも増やそう、、まずは目の前の娘が楽しく着られるものを。という、自分たちの「欲しい」に忠実に、シンプルなものづくり、日々の工夫を続けて行きたいなあと思う機会にもなりました。
倉敷意匠アチブランチでのdrop around 展示会もはじまります。
どうぞどうぞよろしくお願い致します。

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