紙工展 at toori
2018.07.12
Thu
Note |

福岡もこの度の大雨で、警報が出たり、帰宅困難になられた方もおられたようで北の国より心配しておりましたが、お顔の見える皆さんは無事でほっとしています。
近隣の皆さまの日常が少しずつでも早く戻って来ることを願います。

さて、福岡の早良区・城西のtooriにて開催中の紙にまつわる展示会「紙工展」も、
今週末15日までと会期もあとわずかになりました。
会期中は無休で開けてくださっていますので、是非ご来場お待ちしております。
(とても行きたいのですが、dropの在店はありません)

今回の紙工展に出品した作品たちは、古いものだと2008年につくったもの、新しいものは2018年今年つくったものがあり、10年の時間を繋ぐ作品群になっています。
出品した作品らしきものの主役は、あくまで「紙」そのものであり「この紙いいよね!」の共有がメインであります。
自分が施した加工はデザインやアートというよりは実験やスタディのようなもので、自分が見たい画面を気ままに再現、、みたいな気持ちで活字を拾い、インクをつけてハンドプリントしています。

そもそもは本という紙の束と、そこに印刷されているノンブル(ページ番号)とノンブル周りの余白が好きで、ふつうにそんなこと言うのも、まあ変わっているのかもしれませんが、ノンブルって綺麗だなーという文字や数字の見方が根底にあり、その文字と余白のバランスを自分なりに変えて見てみたい、、、という思いつきから、こんな作品が生まれています。

数字のマンダラに、
数字が時間のようにおちていく砂時計、
架空のメール送信画面など、
文字や記号がパラパラと浮かんだりこぼれたり飛んだりしたらどんなだろう?という、
小さな思考実験をかたちにしたものです。

活字をもくもくと押している時間は、はたから見たら奇妙かもしれませんが、
没頭出来て気持ちがよいです。
プロダクトやワークウェアをつくっている時は、身につけたり使うものなので、徹底的に機能や耐久性を考えぬきますが、こういった身体的なところからにゅっと生まれてくるものは、機能や効用を考えていないぶん、なんの役にもたたずにへんな風味だけが出ているのだとは思いますが、つくっている本人はただただ愉しく、夢中で、他で出すことはほぼないであろうことを考えると、とてもレアでコアな作品を出させて頂いていると思います。

ちょっと異様だと思いますが、是非見て頂けると嬉しいです。
15日まで引き続きよろしくお願い致します。

紙工展 vol.02 2018.07.06-07.15sun
13:00-21:00 会期中無休

□toori ︎福岡県福岡市早良区城西2-13-27

□参加作家
hase
pebbleworks
drop around

□企画・主催toori

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