On the mountain. 春分の日に.

2022.03.21

暦の上ではスプリング🌸春分の日がやって来ましたね。

春認定されてもなおトーヤでは白い雪が舞っておりますけれども
白い春を、季節の変わり目や節目を静かに慶びたいなあと思います。

近ごろ身のまわりが慌しくて
自分たちも忙しいようなそんな気持ちになるけれど
冷静に立ち止まると、別に自分たち自身が忙しい訳ではなく
小さい山のなかでスタコラと生活しているだけで
動物たちと我ら人間にとくに大きな変化はない。なかったです。

周囲の変化にそわそわせず、自分の仕事にまっすぐに向かわねば。
すぐ寄り道しちゃうので気をつけて時間を使わねば。
今年は「やっていることは超地味でも、どれだけこつこつと積み上げていけるか」
が個人的な肝であり勝負なので(本来そんなスポ魂精神は持ち合わせてないですけれども)、ひたすらに終わらない階段を美味しいにんじん🥕ぶさらげながら、せっせと登るようにつくりはたらいて参りたいと思います◯
お知らせもたくさんあるのですが、まずは自分に言い聞かせるべく決意をのべますよ、春分の日イェー🤣

今日は春分の日であり一粒万倍日で、なにかと縁起良い日なので皆さまもやりとげたいことを宣言しとくことをお勧め致します。
余計なお世話だぜ、えいえいおー❗️

しかし、周りの人達がぐんぐんと動きはじめると、ああ春だなあ、とハッとします。
こちらエゾでは、花粉症もなけりゃ桜もまだまだ咲かないので
見た目の春よりは、人間や動物の様子を見て感じる春のほうが大きいのです。

卒業、進級、入学、転出、転入、出産、開店。
身近なところだけでも大きな変化がたくさんあったり控えていて
お祝いや旅立ちやスタートがどどんと連なっていますが、
よろこべる時にしっかりとよろこびたいな、と思います。

この時世、戦争と隣り合わせの時代に
地震や津波の災害も頻発する時期に
誰かが傷ついているかもしれない瞬間に
ごく近しいひとの門出を祝うことは、違う角度からみたら不謹慎に見えたり
そんな場合か、とツッコまれかねないことなのかもしれません。

が、本当にそうか?と思うのです。
祝える時に近しいひとが祝わないでどうする。
むしろ身の周りだけでも盛大に喜んだり、祝ってあげたらいいじゃない。

お祝いとはプレゼントの儀式や宴会のネタではなく、
あなたの旅立ちや嬉しいことや変化は素晴らしいもの。
まるっとおめでたいね❣️という、誰かをそのまま認めて肯定してあげることを言うのではないかな、と思います。
大人も子どもも、時々はしっかり身近な誰かに認められたいし全肯定してもらえたら、照れることはあっても嬉しいんじゃないかな、と素朴に思います。
むしろ暗いニュースばかりの日々に、明るさをありがとう、と言いたい。

という訳で(?)、長かった冬の間は休むことばかり考えて過ごして来たわたしですが笑、
どこへも出掛けず 人にもさほど多くは会わず
かちこちに固った心身をゆるめほぐしつつ
お祝いや慶びに対して躊躇なく全力で祝ったり慶んだりしたいものです。
祝いや慶びは祝う側も元気もらえますね。

いいことが沢山あって祝いや慶ぶのに大忙しの1年になりますようにーーと
トーヤのみずうみに向かってややハイテンションめに願う2022年の春です。
みなさまどうぞ良い節目の一日を✋

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