9月の営業がはじまりました。

2014.09.01

okome-yamazaki-komeko

あれよあれよと夏も終わりに近づき、21日間も猶予があったはずなのに、
あっという間にM&Wの9月営業がはじまりました。
この夏は濃かった、、、。
2014年夏はすごかった、なんだか。
遠出はそんなに多くはしていないはずなのに、
1週間の中で旅を5回転分したぞ、みたいな濃いイベントごとがたくさんで
何やら忙しくも充実の夏でした(と、早くももう夏終わった風味)。

しかし、それもこれも私たちにとってはM&Wあれこれによる影響大です。
当たり前ですが、店とギャラリーをはじめると、俄然人に会えます。会いまくりです。
デザイン仕事だけをもくもくとやっているだけではお会い出来ない、
あたらしい出会いやおもしろい発見がたくさんあったりして。
やはり「場」を持つこと、開くことって、興味深いこと。
今はまだ「店らしき場を開けることに慣れる」一番低い段階に居りますが、
すこしずつ「つくる・はたらく」の部分、これがやりたかったんだぜ!
の断片を出してゆくべく企画を練っておりますので、ぜひともお楽しみに。

さて、そんなこんなで9月・長月がはじまりまして、
同時にM&Wの10日間営業もスタート致しました。
本日はお店っぽく入荷情報なぞも。

茨城で無農薬のお米をつくっているお米農家・やまざきさんから
白米の米粉と玄米の米粉が届きました!
おいしいぞう。
パンケーキや米粉菓子、ホワイトソースや揚げ物の衣にもお使い頂けます。
無農薬ですから、赤ちゃんの離乳食にもグウ。
放射性物質の検査にも毎年出されており、未検出です。
とくに玄米粉は他であまり見かけない一級品ではないでしょうか。
いわば米の全粒粉。香ばしくてうんまい。おすすめです。

北海道でお店をやるならば、ぜひやりたいと思っていたことのひとつに、
「作り手の顔が見える食品を売る」ことがありました。
北海道は美味しいたべものがたくさん生まれる、穫れる土地です。
が、十数年ぶりに北海道に帰って来て思ったのは、
美味しいものがたくさん穫れるといっても、
それを売る側の立場になった時、自分たちの責任において
安心と美味しさを誰かへ届けられる食べ物というのは、
農業王国・北海道に居てさえもあんがい少ないなあということ。

農薬、遺伝子組み換え、放射能汚染、、、
突き詰めてゆくと、この世界に安心して食べられるものなんて、
ごくわずかじゃないか?あるのか?安心て。とさえ思いますが、
だからこそ、作り手の顔が見えることこそは自分たちの基準ではとても大事で、
いち個人の感覚で、いち個人が大事に育てた食べものを食卓にのせたいと思ってます。
つまりは信じられる人がつくっている食べ物を選びたい、ということ。
そして作り手の苦労というのを感知できる間柄の人と、
美味しい食べ物を共有できたらいいなあ、と思うようになりました。
お米農家・やまざきさんは、
送料かけてでも食べたい、作っている作物を買い支えたい、と思う作り手さんの一人。
まずは召し上がって頂けたら、そのワイルドで澄んだ味にびっくりしてもらえるんじゃないかなと思います。
ご来店の際はぜひぜひお手に取ってご覧ください。
web siteもあります。「お米のできるまで」もぜひ読んで頂きたいです。