ものの裏側にある光。

2017.01.08


晴れの日曜日。
連休2日目いかがお過ごしでしょうか。
M&W、朝からご来店ありがとうございます。
桑園map片手に来てくださる方も。
そして昨晩は20時からのcogu no moriオンライン販売たくさんのご注文ありがとうございました(2分で完売でした。ワア!)。
ご注文頂いたお客様には昨晩のうちに、すべて確認メールのご返信をさせて頂きました。
心を込めて梱包し、お届け致します。
ご注文のお客様は確認メールをご覧のうえ、ご確認をお願い致します。
繊細なcogu no mori無事お手元に届けられるよう努めます!
また、お問い合わせや再販売のご要望も多数頂いておりますので、順に返信させて頂きます。
店舗の営業もあるため、気長にお待ち頂けると幸いです。

次回の入荷時期は未定ですが、再販の際はcoguさんがcogu no moriをつくられている制作現場なども拝見させて頂くつもりでおりますので、ひとつのプロダクトが出来上がるまでの様子や、つくり手さんの技術やものの裏側にある光みたいなものも一緒にお伝えしていけたらいいな、と思っています。

今の時代、何かを手に入れるのはどんどん簡単になって来ていますし、
そのおかげでこうして遠くのひととも繋がったり届けたり届けられたりしていられている訳ですが、
でも本来ものをつくるのも、誰かの手に届けるのもそう簡単なことではないのですよね。
5年10年使い続けられるもの、好きで愛で続けられるもの、
それらは実はそんなに多くないし、人間がひとつのものにかけられるエネルギーだって限りがある。
それを思うと売り手であると同時に使い手である自分たちですら、たくさんのものを売っていいのか、
これは正解だろうかと常に自問自答してるのですが、より大事に見極めたいと思っているのはお金を出して頂く以上の何かも一緒に手渡せているか、ということ。
それは安心とか確実とか憧れとか受取り手によって違う「なにか」でしょう。
けれど、やはりひとはひとがつくるものが好きで、
ものから、ひとからちゃんと「何か」を受け取ってるのですよね。
「何か」は日々の拠りどころになる。
その「何か」の受け渡しがより嬉しくなるように、よいバトンを渡せるように
「つくるはたらく」視点からも工夫してお伝えしていきたいです。

つくられたものがなんで美しいかには、やはり理由と努力があるはずで、
それを探る旅もまたたのしい旅になりそう。
つくり手さんと会って聴いてより多くを伝達したいと思うのは
第一につくり手へのリスペクトが尽きないからでもありますが、
「何か」の正体を知りたい、本質を探りたい見たい、
という自分たちの欲に他ならないのかもしれません。
drop並びにM&Wならではの楽しい企みにも是非、おつきあいくださいね。