Someday.

2019.10.10

いつかの、小さな旅の記録。
訪ねた先の、友人宅の玄関の薪置き場が可愛いかったのです。

ここのお宅は元保育園なのでした。
4人家族の暮らしなのに、広間、客間がだだっぴろいホール、という変わった事態なのですが、
(NUUAMMライブもこのホールで行なわれた)
なんでか違和感なく
「ほうほう、気持ちいい場所だねえ」
となるのは、ところどころ、居心地よくこの家族らしさが散りばめられているからでしょうか。
細部のマーキングも可愛いらしかった。

個人的に感動したのが、DIYの達人である、ここんちの父さん(たべ研理事長)による、台所の水道の配管😜
いつでもどこでも、いきなり火を熾せるひとを心から尊敬&憧れてますが、
これからはもうひとつ、配管が上手なひとも師と仰ぎます。
ってなんの備忘録でしょうか、これ。

おもてにそれをとくに謳うことなく、
淡々と生きる術の力量をあげていくひと、
必要に迫られて無理やりDIYしちゃうひと、
お金で解決しちゃわないで、まずやってみるというマインドのひとって良いな、
という心の備忘録でもあります。
自分たちもそうありたいな、という。

衣食住のうち、食、住のプロとセミプロが私たちの周りには凄く多いので(これは札幌時代からのこと)、
dropの担当は「衣」と「伝達」だな、と思い、
「衣」と「伝達」は仕事の一部に組み込んで自給を頑張って来たつもりです。
得意なことからしか手をつけられなかった、続かなかった、という弱味もあります。
畑もいつも、気づけばボウボウにしちゃったりとか。肝心な収穫期に不在とか。

が、昨年より札幌からトーヤに越して来て、田舎暮らしを実践するなら担当外だからと言って
食、住は誰かに任せよう、ではなくて、生活をまわしてゆくため、下手だろうが効率悪かろうが、
じゃんじゃんとやってみる、やりながら生きていかねばならないということをヒシヒシと感じてマス。

札幌に居る時から、たべ研一家は自給のお手本だったけれど、
(札幌ってそこそこ都会なのにどう考えても今よりよっぽどワイルドな山暮らしだった、彼らは)
さらに達人感とわくわく感が増していて、楽しそうで素敵でした。
なんか楽しそうに見えるって、最高の美徳ですね。

という訳で、引き続き、お手本としてコッソリ(全然隠してないですけど)、
憧れつつ真似してゆきたいと思います。
早速、青い山にも薪棚つくらないとな。

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