旅に出た理由。

2019.10.28

正解は、綿でした。
綿と製綿にまつわるお仕事の紹介のためしばしお江戸へ行っておりました。

大怪我のリハビリ明け(9月のポスト参照💀)、一発目の出張。
ああ、ドキドキしました。
旅の前も道中も、実はなかなか眠れませんでした。
今までどおりにからだが動き、短い出張期間のなかで与えられた仕事を全う出来るか心配で。

そもそも私はデザイナーでして。
カメラマンでは無いので、写真は素晴らしいプロフェッショナルにお願いすべきところなのですが、
何かを伝えるお役目を頂いて来て、主につくりはたらく現場を追っ掛けて、
見て触って残していくうちに、カメラと三脚をお供に旅することが自然と仕事の一部になってました。

現場を見ないと気がすまないタチです。
かつ、つくるひと、はたらくひと、職人さんが好きで、
憧れの眼差しでじいっと仕事を見せて頂き、
心に映ったものを撮って言葉に残すことでデザインの根っこ部分、伝達の要、をようやく見つけられます。
だから、自分のからだにやる気とカメラを乗っけて現場に飛んでいく必要がどうしてもあるのです。
、、あるのだけど、今回に限っては大荷物担いで自分大丈夫かーオイ?!
というツッコミが常にあたまをよぎるものだから、本当にどきときしました、ふはー。

けれど「現場」及び私たちのクライアントがとても真っ直ぐで素晴らしく
永く永く残していって欲しい仕事が変わらずに繰り広げられていて。
やはりうんと嬉しく愉しくなりました。
全力でお手伝いしたい、と思いました。
嬉しかったり、面白いとからだってどうにか動くんだなあ、とも👀
(このあとが怖いけれど)
早く、良いかたちにしてお見せしたいな、と思います。

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