Dear BRUNO MUNARI.

2018.07.24

おはようございます。
今日も「夏休み子ども科学電話相談」をラジオで聴きながら、
子どもたちの質問越しに世界の不思議を思い知ってます。
世界のほとんどのことを知らないまま
割とざっくりと生きていられるものだなあ人間は、ジブンは、と、
頼もしいような細かいことがどうでも良くなるような
意外と奇跡に溢れているなこの世界はというような驚きと感動もあり、いいですね。

さて、drop aroundのホームであるエゾ(北海道)は、
まだ夏休みに入っておりません(!)が、
北海道をのぞく地域のみなさんはもう夏休みですね。サマーバケーションてやつね。
夏休みにぴったりの展示会が、福岡県の北九州市立美術館分館にて開催中です。

「BRUNO MUNARI 〜役に立たない機械をつくった男」。
ご存知の方も多いであろう、イタリアの巨匠・ブルーノムナーリ(1970-1998)の、
日本では過去最大の展覧会が北九州に巡回しています!

ムナーリに肩書きをつけるとしたら。
画家、彫刻家、グラフィックデザイナー、インダストリアルデザイナー、発明家、文筆家、編集者、絵本作家、イケてるお父さん、、、
と枚挙にいとまがないマルチアーティストぶりで肩書きをつけようがない素敵なおじさん。おじさんていっていいのかしら。

ムナーリを好きなのは、どんなときも(戦中戦後の厳しい時代にも)、常にあたらしいアイディアと美しさを求め、無用の美や遊び心を感じさせる自由な発想を持ち続けていた姿。
そして、自分が母さん父さんになってからは、子どもの造形教育にも積極的に取り組み、
子ども向けのワークショップを考案・開催したり、楽しい遊具や仕掛け絵本を次々発表していったイケてる父さん、のムナーリに憧れ続けています。
きっと、子どもたちより夢中になって遊んでたんだろうな、と思います。
そんな(?)ブルーノ・ムナーリの輪郭が垣間見えてくる展覧会になっているのではと思います。

開催地の北九州市立美術館分館さんにお声掛け頂き、このBRUNO MUNARI展開催に併せて、drop aroundはオリジナルのペーパープロダクトからfusenや幾何学窓封筒などをミュージアムショップに置いて頂いています。

展覧会の表題作でもある「役に立たない機械」の造形にも通じる世界観を持つから、
と選んで頂き、ムナーリの空間を共に出来ることになり、とっても嬉しかったです!!
つくったものが、こうして思いもよらぬご縁を運んでくれるのも、とびきり嬉しい😆

大人も子どもも是非、北九州市立美術館分館へゴー!
8月26日までの開催です。夏休み中に是非。

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BRUNO MUNARI
役に立たない機械をつくった男

2018.6.23-8.26 会期中無休
open time 10:00-18:00 (入場は17:30まで)

北九州市立美術館分館
〒803-0812 福岡県北九州市小倉区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5F
Tel:.093-562-3215
http://kmma.jp/bunkan/

○JR小倉駅から徒歩10分、西小倉駅から5分
○福岡天神バスセンターからも高速バスあり 

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