木でできた良い箱などもあります。ハンガリーとルーマニアのいろかたち。
継ぎというんでしょうか。
ざっくりと鉄の針のような部品で箱が成型されていていい佇まい。
案外と木が薄いので、あまり重い物を入れるには不向きっぽいですが、
この両手に収まるサイズ感もなんとも良し。
なんの箱だったんでしょうか。
中に入っているのは、大きな鋏。
きっと羊の毛刈りをするためのはさみではないかなーと思います。
ハンガリーやルーマニアの地方では、羊飼いという仕事がまだ現役のようで、
だからこの鋏も、よく働いてきた鋏なのかもしれません。
見た目よりなめらかにシャクシャクと動きますが、女子の手には少し大きく、そして結構な力が要りそうでした。
彼の地の羊飼いはどんな風に使っていたんでしょう。
用途に徹することで形作られている道具って、きれいですね。
是非、どちらとも直接触れてみて頂きたいです。
Picnika exhibition at M&W
「ハンガリーとルーマニアのいろかたち」
会期:2019年5月24日(金)-28日(火)11:00-18:00
会場:MANUFACTURE&WORK by drop around
札幌市中央区北9条西20丁目2-7
問い合わせ:090-8453-0239(青山)
※営業所移転のため、旧店舗電話番号には繋がりません。ご了承ください。
※クレジットカードはお使い頂けませんが、お取り置きとお振込でのご入金は承ります。
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