serve cape tops!!

2019.06.25

倉敷・倉敷意匠アチブランチ展示室 @atiburanti にて開催中のdrop aroundのワークウェア展「はたらく服、布の道具」も、6月30日まで。今週いよいよラストウィークです。

おい今頃かー👀というタイミングですが、今季新作のサーブケープトップス(DM表題作)のおすすめを!

一般的にアパレル業界ではシーズンごとに生産と出荷を固めて春夏もの、秋冬ものをその季節の1年〜半年前に発表してからデリバリーというスタイルが一般的なのではと思いますが、我らdrop aroundがつくる「はたらく服」は、作業服と日常着の間の提案を主としていること、自分たちが暮らしている土地が寒冷地であるがゆえに、
季節感も
「真夏」
「真夏以外の春・夏・秋」
「冬」
というやや変わった3つの季節の区分でつくっています。

そもそも既存のアパレルのシーズンフォーマットに乗りようが無い季節感のなかにいるので、「一般」にあわせるより自分たちと身近なひとたちの必要にフォーカスして服をつくるほうが無理が無く必要が有る、というところからスタートしています。
逆にいうと、コンセプトやブランドとしての体裁うんぬんよりごく個人的な実感と必要に迫られてつくっている服たちで、どれも有用で本気で頼れるアイテムしかつくっていません。
小さいからこそ、既存フォーマットを無視してるからこそ出来ることだと、今や開き直ってつくっています笑😙

で、このserve cape topsは、うちでは珍しい「真夏服」です。
暑くて晴れの多い岡山に住むひとたちのことを一番に思い浮かべてつくりはじめました。

長い前置きを経ましたが、このServe cape topsも、自分と身近なひとたちの体感を集めて、必要あって生まれたかたちです。
箇条書きにするとあほみたいなんですが 、、、

○軽くて肩が凝らないトップスにする
→使用生地をタイプライタークロスに。軽くて肌にへばりつかず汗をかいても涼しい。乾きも抜群に良し。旅の途中も洗濯がとってもラクでした。
○涼しくいたいけど、ちゃんとして見えたい
→タイプライターのハリと質感は、ドレッシー過ぎず、でもほっこりし過ぎずちょうど良い「ちゃんと感」です。
○腕と脇は見せたく無い、隠したい
→ケープ状の袖が肩から腕を覆うので、結果どんな体型でもカバーしてくれる。太腕、なで肩、いかり肩どんとこい。
○首の後ろに可愛いポイント欲しい
→ボタンはやめて猫村さん風リボンあきに。
○コッソリ幾何学を入れたいな
→娘いわく「ゾウみたいな袖」は #fusen の #ツキ みたいな半円。平行四辺形のポケットもつきました。
○なんだかんだポケットは欲しい
→サイド2つに隠れポケットを。携帯や鍵ならするっと入って地味に便利👍

という、実は見た目だけじゃなくって、体感から生まれた機能性こそが、
dropのはたらく服、このトップスの最大にして最高のウリであります。
シンプルだけど、秘密と機能はたっぷり詰まっていますよ。

ありがたいことに、展示スタート早々に品切れてしまったそうで、
急いでつくり足して数着お送りしました❗️
dropのワークウェアは、一見地味だけど、袖を通してもらえたらきっと気にいってもらえる服ばかり。
是非アチブランチにて、ご試着もお試し下さいね。
ご来店心よりお待ちしております!