心から、ありがとうございました。

2019.07.01

おはようございます。
昨日6月30日をもちまして、岡山県倉敷市美観地区にある倉敷意匠アチブランチ @atiburanti @classiky にて開催されていたdrop aroundのワークウェア展「はたらく服、布の道具 2019」が終了致しました。

在店させて頂いた初日を含め約3週間の会期中に
ご来場下さったお客さまと会場のアチブランチのスタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。

drop aroundとしてデザイナー経験はかれこれ16年間そこそこ積み重ねては参りましたが、
服づくりに関してはまだ3年やそこらのペーペーです。
至らぬことのほうがだいぶ多くて、常識はずれも甚だしいことが多くていつでもてんやわんや。
いい歳して、恥も外聞も曝け出して何をやっているのかと自分でも思います。。
そんなでも毎度のあたらしい挑戦に対して、遠くから近くから期待や応援を寄せて頂けるのは、
本当に有り難さしかありません😭
背中を押して下さる周りの皆さん、
迷った時に「やめるほうではなく、つくるほう」を選ばせてくれた家族にも、感謝します。

昨年この時期に、会場の倉敷をはじめ、岡山や広島で広範囲に渡って水害や土砂災害が起きました。
その数ヶ月後に私たちが暮らす北海道でも地震やブラックアウトが起きました。
ライフラインや心身に直接の影響はなくとも、ものづくりの現場にはあらゆるダメージが出てものが出来上がらなくなったり、販売の現場でも店舗や宿の再開後も観光地である倉敷からも国内外からのお客さんたちが一斉にいなくなってしまったりと、規模や内容は違えどどこも辛い時期、自分たちだけではどうにもならない時間を経て、今年の展示会時期がまたやって来たのでした。
倉敷に暮らす皆さんがいまどう思っていらっしゃるか、他所にいる私にはわからないことも多いけれど、
小さくささやかな力でも、楽しく、自力でなんとか復興したいな、という気持ちが実は今回の展示会への大きな原動力でした。
小さい一人一人が、前向きにものをつくり届けることでしか、状況って変わらないんじゃないか、と思いました。
それで、とにかく自分の手足をつかって出来る展示を、という会になったように思います。
こういう偏った意思を、尊重頂いたことも有り難く思います。

私自身は、いろんな状況が重なって、とことん困っても諦めずつくり続けることを頼りにして良かったなと思ってます。
まだまだ、できないこと足りないことのほうが多いけれど、もくもくと何かひとつに向き合い、ぐっとつくることの中に入っていく時間も幸せでした。
楽しくて楽しくて、やめられませんでした。
これからもっと精進します❗️
これからも、日常に頼れるはたらく服をつくっていきたいです。

また、お会い出来る方々がいることを糧に、支えに、また今日から頑張ります。
心からありがとうございました❗️