MANUFACTURE &WORK ON WEB.

2019.10.15

オウンドメディア、とか
ウェブマガジン、と呼ぶには大層すぎるほど、小さな小さな記録の場ではありますが
私たちdrop aroundがやりたいのは多分こういうこと。
溢れていってしまいそうな儚いものを小さな手でいっしょうけんめいに掻き集めたり
ひそひそ声の小さなささやきに耳を傾けたりするようなこと。

忙しさに追われるとどんな愉しいことも
つい「作業」や「成果」や「効率」に傾きがちです。
でも、何かのデザインをする、
誰かや何かの良さを伝える、という自分たちの仕事はセンスや技術発揮うんぬんの前に
じいっと相手の話を聴くとか
よく見えないもののなかを小さい灯りを頼りに、目を凝らして歩くような、
なんとも形容しがたい曖昧なやりとりのうえでしか、
成り立っていないような、不思議であやしい、そしてとびきり面白い仕事だと思っています。
だからやめられないし、ずっと続いているのかなとも思います。

そのおもしろ、やめられん、続いてんなあ、のコアの部分と、
このmagazineで伝えていることは少し重なっているような気がしています。
うまく言えないけど。
いや、うまく言えよ、という話ですけど。

つくるひと、の
いちばんキラキラしていて、でもどこかおっかないような、
不確かな何かにも触ることの出来る、役得な立場でもあるかもしれません。デザイナーって。
その立場を利用して(親しさにつけこんで👀❗️)
ひとつひとつ聴きました。
往復書簡のような、インタビュウです。

大事な光をわけてくれた里花さん、ありがとうございました。

Magazine pageに「音楽家・里花に聴く 唄うこと、音楽と共に在ること」【前編】を公開しました。
是非、素晴らしい唄い手の、
小さな声に耳を澄ませてみて下さい。

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