暑いやら、寒いやら(これはエゾだけ?)、台風やら。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ、札幌はM&Wにて行われる「あたらしいかたち」です。
8月1日からはじまります。
「あたらしいかたち」は、はるばる福岡から来てくださるantiques+ふくやさんとdrop aroundの合同展。
が、今回ぜひとも北海道の、いえ道外の皆さんにも見て触って頂きたいのは、
ふくやさんが選んで持ってきてくれる唯一無二の古いもの達。
溜め息が出るような美しいものもの、楽しいものものが、届いています。
120点ほどの、国内外から集められた選りすぐりの古道具、骨董が並びますよ!!
中には、一世紀以上前のものも。
手に取ってそれらを見ていると、
100年以上もの時間を経て、今ここにある、
現代を生きる私たちの手の中にするりと入ってくる、ということも凄いなあと、
ただただ感動してしまうのですが、いろんなものが壊れて消えて無くなってゆく中で、
人の営みの元で「もの」「道具」として残され続けてきたというのは、
やはりその姿やたたずまいの美しさ故、ということが大きいのだな、と思わされます。
美しいって、なんだろう、どういうことなんだろうと、改めて思います。
古いから、値段が高いからいいもの、という価値観を取り払って、
とにかくひとつの「もの」として見てみると、
その美しさの種類や感じ方はいろいろだと思いますが、
とにかく「もの」なのに力がある。そんな風に感じます。
いいもの、力のあるものって、「もの」なのに存在が強い。
そして、それを作った名も無き作り手のこと、無心の手のことを考えます。
見ているだけで、何か気持ちを持って行かれます。
是非、みなさまにも見て頂きたいです。
少しずつ、ここでもご紹介していきたいと思います。