吉村和美 陶展 「生かす形と色の隙間」at たべるとくらしの研究所

2018.09.19

昨日より、札幌のたべるとくらしの研究所にて、陶芸家・吉村和美さんの個展がはじまっています。とりどりの色とかたちがなんとも美しくグラフィカルなのに手の仕事が伝わる揺らぎも感じる器がずらりと並んでいます。美しい暮らしの道具です。写真は @saikocamera 、DMデザインは @droparound_mw のコンビで担当させて頂きました色の重なりも眼福なDMでございます。

たべるとくらしの研究所で頂く「今月のごはん」がもりもりと乗った大振りのお皿や、おやつがのったデザートプレート、珈琲が注がれたカップをいつも目や手にしているせいか、まだ手にしたことのない色やかたちの器も、顔見知りのような気持ちになる、なんだかぐっと親しみの湧く展示なのが、たべ研ならではだなあと、楽しくなりました!どんなおかずを乗せようか、たくさん献立を想像しながら選びました。

札幌、蒜山、東京でと、毎年日本のどこかでお会いしている吉村さんと奥さまとも、たっぷりお話出来てとっても嬉しいひとときでした。吉村さんご夫妻ありがとうございました。このところ 地震による影響なのか春の終わりから続いていた仕事のトラブル解決のためにバタバタしていたせいか家族の入退院が続いていて緊張や不安が少なからず溜まっていたのか糸がプツリと切れたかのように、からだも心も具合が悪くなり何日かぐったりと寝込み、家族にも近所の仲間にも迷惑と心配をかけてしまっていたのだけれど、フラフラしながらも病院に出むき薬を飲みながらなるべくゆっくりの生活を心がけてまる4日、昨日久しぶりに外へ出て、札幌の両方の家族、そして吉村夫妻、たべ研のみんなとお話したら、ずいぶん元気が戻った気がします。

からだを休めて毒を出す時間も必要だったけれど、エネルギーをチャージするのも、外に出て人と会うことや、綺麗なものを見たり触ったり食べたりすることも、息をするように必要なことだったんだなあと、自分のからだをとおして思い知りました。それと、やっぱり札幌大好きだなあ、とふと。どこにいっても笑顔で迎えてくれるひとたちがたくさんいて泣けるなあ、と見慣れた風景と友人たちが居る中に戻って来て、しみじみ嬉しく有り難く過ごしました。プチ札幌シックだったのかしら。.今日からは展示期間中の喫茶営業も復活するそうです。あったかい空気に満ちたお店で、ゆっくりとお茶しながら好きな器が選べますよ。吉村和美さんの展示は23日まで。是非みなさまもお出掛けください。