茶話会のことなど。

2016.04.07

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こんな風に思ってもらえるなんて、心底幸せです。
オカズデザインさんのblogを是非ご覧下さい。

オカズデザインさんのblogやツイッター等で「はたらく服、布の道具」展の期間中、
4月17日に行う茶話会(←笑)のインフォメーションもアップされました。

茶話会。って。
話下手のdrop、何を話すの、基本裏方やんけ!と
ほうぼうからのツッコミの矢が刺さってくることは十分予想・承知しておりますけれども。
この展示で、出来ることは何でもしたい、と思っています。
オカズさんがdrop aroundにくれているお気持ちに、
来てくださる方々になにかしらで応えたい、というのがひとつ。

そして、話して誰かの参考になったり、
へえそんな考えもあるんだーとなるなら、なんでも話します、
洗いざらいリアルにお伝えします、と思っております。
ミニマムな「超個人」の話だからこそ、
規模として参考になることがあるかもしれません。

それからもうひとつ、
自分たちの頭の中にある「つくる」と「はたらく」のスタンスが、
だんだん「ある特定の趣向や価値観を持つひとたち」には、
共感してもらえるところがあるんじゃないだろうか、という期待と希望を込めて。
drop aroundの「つくる」には、自分たちの中だけですが、
いくつかのルールを設けています。
ざっくりと
「プロダクトと手仕事の間。工業制手工業。」
「少量でもなく大量でもなく中量生産がベスト(効率は多少大事)」
「基本、隙間産業。誰かに頼まれるまえに、勝手にこぼれている隙間を埋めていく」
「ローカルで、近くで、親密にゼロからつくれるものを探し、つくる」
「既存の技術、職能を見つけてガッツリ活かす。ローカル工場と職人を潰すまい。」
「drop aroundは作家ではな、いち生産者。1点もの作品を高める役割ではない。ふつうの、身近な量産品のクオリティを小さくじっくりあげていこう。」
「衣食住でいうと今の環境では「衣」を担当するのが役割という印象。
(住と食のプロまみれです、周り)」
「さっぽろ、食は宝庫だけれど、地場産業が実は少ない。いわば産業文化度が低い。よそからきたものをお金で買って、よそがうるおい、時間を奪われるのは嫌。自分でつくればいい。」
「試される大地で、自ら試してみよう」
「北海道はいい。どんどんおいでよ、開拓たのしいよ!」

↑書いててどうなんだろう、
という馬鹿っぽいスローガンばかりのような気がしなくもないですが。。
でも、これらは今回のあたらしいプロダクト製作の中で、
ずいぶん意識したことです。
今までデザインという生業をとおして得た経験から変化したこと、
試行錯誤の末に元に戻ったこと、などいろいろありますが、
「いま、ここで、札幌に来て感じる暮らしと心境の変化」
「つくる、を身近に活かす」
というdrop aroundの「now,here」が詰まったお話ならば、
できるかなあ、と。

ざっくばらんに、美味しいお菓子とともに。
東京近郊のみなさまー。
もしよければ聞きに来て頂けると嬉しいです。
聞きにくるというより、おしゃべりしましょ、くらいの感じです、多分。多分、、。
もりかげ商店さんのお菓子、めちゃくちゃおいしいです。
そちらメインで、おこしやすカモシカ!(へんなテンション)

4/9(土)受付スタート、先着順となるそうです。
どうぞどうぞ、よろしくお願い致します。
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drop around 展示会 at カモシカ
「はたらく服、布の道具」
2016年4月16日(土)〜22日(金)
12:00−18:00
※17日(日)夜に12名ほどのお客さまをお迎えして茶話会を行います。
→お申し込みはevent@okaz-design.jpへお願い致します。
※drop aroundの在店は16日から19日までです。
※最終日のみ16時まで。
毎日、オカズデザインさんによる北海道食材を使ったランチをお召し上がり頂けます。
また、お土産にできる珈琲豆(石田珈琲店さんによるオリジナルブレンド)や
drop aroundがパッケージやブランディングを手がけた保存食、お米、石鹸など並びます。

会場:カモシカ
東京都杉並区下高井戸4-5-10
03-6304-6270
http://okaz-design.jp/
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