maru bags.

2016.04.12

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「はたらく服、布の道具」展では、
ワークウェアだけでなく鞄のような道具的小物もいくつかお持ちします。

ただ、これらの布の道具だけは、
古い布やデッドストックの布でつくっているもので、数がつくれません。
数量限定・売り切り御免シリーズです。

このマルバッグは、丸底でバケツのようなかたちのワンハンドル手提げ。
大工さんの釘入れからイメージしたかたち。
自転車のお出掛けの時にハンドルにかけてお使い頂いてもよさそう。
私はチャリっ子なのでそうしたいなあ。
布は、木綿の帯芯です。

2年ほど前、drop aroundがM&Wをプレオープンした時にオカズさんがおふたりで駆けつけてくれました。
まだ商品もたいして並んでいない店内で、じっくりとひとつひとつを手にとり、
その中に置いていたドイツやフランスの古いシーツやピローケースをばらしてつくりかえたオリジナルバッグを買ってくださったことがあったのでした。

自分たちが目指す工業と手工業の間のものづくり、
空気感を持ち帰ってもらえたような気がして、とても嬉しかったこと、
そしてそのバッグだけが直接のきっかけではないかもしれないけれど、
このときに「いつかカモシカで展示をしませんか」とお声をかけて頂いたこともあり、
自分でこつこつつくるこういった少量生産の小物類も、
今回のカモシカ展示で是非見て頂けたら嬉しいなあ、と。

一点ものばかりを大切につくられている作家さんものとかではないので、
持っていくべきかすこし迷いましたが、
新作のワークウェアにも似合う鞄、小物類もいくつかお持ちすることにしました。

時間を経た布の質感を活かしたシンプルな小物たちも、
お手にとって頂けたら嬉しいです。